BUZZ ETF【バズ】が上場！銘柄は？【vaneck】

vaneckから人気・話題の銘柄に焦点を当てたETF、『BUZZ 』（バズ）が
2021年3月2日開始となりました。
今回はETF概要と銘柄についてまとめました。

VanEck Vectors Social Sentiment ETF【BUZZ】とは？

VanEck から『Vectors Social Sentiment ETF』が上場されました。
このファンドの目的は社会的センチメンタルに基づいて銘柄を選択したものです。

指標としては
・ソーシャルメディア
・ニュース記事
・ブログ
などのオンラインソースのコンテンツをもとにインデックスを毎月作成し、使用しています。
投資家のポジティブな感情・強気な意向の度合いが高い75の米国株からなるファンドです。

インターネット上のコンテンツから時価総額50億ドル以上の銘柄に絞り込み、NLP（自然言語処理）技術を用いてランキングを構成し、75銘柄に絞ったものです。

最近はRedditやTwitterをはじめ、ソーシャルメディアでの個人投資家らの書き込みから急騰につながる銘柄も見られます。
目新しさ・面白さとしては興味深いファンドですが、実際の企業業績に関しては必ずしも
好決算ばかりということも言えません。
参考として3021年3月11日時点での銘柄を掲載します。

GAFAをはじめとする大型・決算の優良な銘柄から、
成長銘柄、ドラフトキング、ヴァージンギャラクティックなどのSPAC銘柄も取り入れられています。
人気の銘柄に一つで投資したい場合には簡便なETFといえます。
また、どんな銘柄が今「旬な話題」に上っているか
参考として見てみるのにも利用できそうです。

ただし、必ずしもモメンタムを意識した銘柄構成ではありません。
大型銘柄であれば動きが落ち着いていてもニュースなどに取り入れられやすいためです。

スパムやボット、いわゆる「ポンプ銘柄（＝仕手株）」の可能性については、
時価総額が比較的多いものに絞り込んでいること、NLP処理を行うことで影響を低減できていると考えられています。

分配金は年に1回、手数料は0.75％が必要です。

ただ、繰り返しになりますがこれらの中にはまだ収益性が低い銘柄もあり、
価格変動の大きいものもあります。
ボラティリティが高い側面は十分注意しておく必要がありそうです。

BUZZ　銘柄一覧

（引用：https://www.vaneck.com/etf/equity/buzz/documents/?country=us&audience=retail）

ここまでお読みいただきありがとうございました。

（今回ご紹介した銘柄については推奨ではありません。
購入の際はご自身で銘柄分析、リスク評価を行うことをお願いいたします。）