アメリカ雇用統計【2022年5月分】2022年6月発表振り返り

アメリカ雇用統計【022年5月分】2022年6/3発表分の結果概要と考察です。

アメリカ雇用統計【22年5月分】2022年6/3発表分の結果

2022年6/3に発表されたアメリカの雇用統計022年5月分の結果を振り返ります。

リンク https://www.bls.gov/news.release/empsit.nr0.htm

 

結果

結果 39万人 予想32.5万人 前回 43.6万人

失業率3.6%

平均時給+0.3%

レジャーや宿泊、サービス業、輸送などで増加、ヘルスケアや製造業でも増加。小売りは減少。

 

前回の結果を下回ったものの、予想を上回る結果。

賃金上昇率は加速ており、インフレ率上昇への歯止めに対しては逆風となる可能性が示唆された。

この結果を受けて金利は上昇。ドルは買われ株式相場は下落となった。

マーケットの動き

主要インデックス

S&P500 4108(-1.63%)

NASDAQ 12012.7(-2.47%)

DJIA 32899.7(-1.05%)

Mover

ALK+3.1% COP2.7% SLB +2.5% CAT+1.3%

TSLA -9% AAPL-3.8% ETSY-7% MU-7% AAL-7% CRWD -6.8%

債券

金利は上昇。

10年債2.944% 30年債 3.095% 5年債 2.94%

原油

$120.2に上昇。

 

今後の注意点

ユーロ圏のインフレ率も8.1%と高止まりしており、早期利上げに踏み切る可能性が高まっています。

来週の主な経済指標・予定

6/9のECB金利発表

6/10  アメリカCPI コアインフレ率 予想5.9% 前回6.2%

債券・為替、株式相場には引き続きボラティリティの高い展開が予想されます。

また、あわせてISMの結果も見てみましょう。

ISM非製造業景況感指数【022年5月分】2022年6/3発表

結果 55.9 予想 56.4前回 57.1

サービス業のPMIは55.9で引き続き景気拡大を示すものの、前回よりも低下。2021年2月以来最低の水準。

価格指数は82.1%と前回より低下した。在庫は引き続き低水準にある。

労働力は依然として大きな問題であり、価格は上昇し続けている。

業界別:成長 建設、不動産、教育、輸送、物流、宿泊・飲食、エンターテイメント

減少:農業・林業・漁業・小売・情報 など

 

アンケート結果から

・サプライチェーンは引き続き混乱。

・商品とサービスに対するインフレ圧力は上昇

・需要は堅調、リードタイムは長い

・エネルギーコスト上昇

・労働力不足は続いている

・半導体不足は緩和の兆しを見せていない

 

価格上昇:航空運賃、電気製品、アルミニウム製品、ホテル料金、プラスチック製品、鉄鋼製品、紙製品、鶏肉、ディーゼル燃料 など

価格下落:銅製品、鉄鋼製品

 

新規受注は引き続き増加。再生可能エネルギー分野への設備投資も見られる。

Just a moment...

考察

景気は引き続き拡大基調だがスピードは減速。
労働力は引き続き逼迫。
サプライチェーン問題もまだ改善されていない。
このような状況からは、インフレのピークアウトはしても、減速もゆるやかで、高い水準が維持さえるのではないでしょうか。
中間選挙に向け、7~9月頃により積極的な引き締めをFRBが選択する可能性については十分注意が必要でしょう。

まとめ

2022年5月分の雇用統計結果、およびISM非製造業景況感指数について考察しました。

今後の投資の参考にしていきたいと思います。

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