ゼロヘッジの記事を引用。自分の後学のための備忘録です。
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目次
アメリカ株アノマリー:米国株の買い時は?
英国の資産運用会社であるSchrodersのデータをもとにVisualCapitalistのMarcusLuが分析
データの内容
データは次の4つの主要な株価指数の31年間のパフォーマンスを分析しています。
FTSE 100:ロンドン証券取引所(LSE)の上位100社のインデックス
MSCIワールド:先進国市場における1,000を超える大企業および中堅企業のインデックス
S&P 500:米国証券取引所で取引されている500の大企業のインデックス
Eurostoxx 50:ユーロ圏域内の優良株上位50銘柄のインデックス
方法
1987年から2018年までの月ごと、これらのインデックスの過去の 上昇頻度 を集計。
月ごとのパフォーマンスを最高から最低の順にランキング。
結果
強い月
ベストは12月。
「サンタクロースラリー」と呼ばれる現象と一致しており 、株式市場がクリスマスに上昇するアノマリーともなっています。
これは機関投資家が休暇に入って流動性が低下する中で、強気の個人主導で銘柄が動きやすいということではないかと個人的には推察します。
2番目に良い月は 4月でした。説明としては、多くの投資家が4月に税金の還付を受け取り、それを使って株式を購入するというものです。
分配金や配当の再投資の流入などと同様の現象ですね。
弱い月
パフォーマンスが悪かった3か月は、 6月、 8月、 9月です。
格言として『5月に売れ』(Sell in May and go away!)というものがありますね。
これもまた機関投資家がいないから云々ということのようですが・・・
ただこれに関しては、依然読んだほかの記事で
『昔はインターネットがなく市場で売買していた』ためだそうです。
そうですよね。今なら下手するとスマホでどこからでも売買できてしまうので、このアノマリーが今後も継続するかに関しては、一歩引いた視点で考えてみるのがよさそうです。
まとめ
米国株のアノマリーについての記事を考察しました。
この記事がお役に立てれば幸いです。
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