経産省発表の『グローバルニッチトップ企業100選』に掲載されている企業のリストを調べました。
世界でニッチな分野でトップクラスの企業に焦点を当てたレポート。
投資のヒントに。
目次
グローバルニッチトップ企業とは
世界市場のニッチトップ分野を勝ち抜いている企業やサプライチェーンの重要性を増している部素材の事業を持つ優良企業
です。
・大企業は、製品サービス市場の規模が100から1000億円で、3年間のうち1年でも20%以上のシェアを確保したことがある企業。
・中小企業は、同上で過去3年のうち1年でも10%以上のシェアを確保したことがある企業
とされています。
2020年に選出されたのは113社。
日本の製造業の強みを体現しているといえます。
選定結果の分析では、選ばれた企業は、平均で世界シェア43.4%、営業利益率12.7%、海外売上比率45%という優秀な企業群。各社の提供している製品・サービスは、現在の市場から約2.21倍の成長率となった。
https://www.automation-news.jp/2020/07/49547/
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/gnt100/pdf/2020_gnt100_company_list.pdf
ミクロン精密
ユニオンツール
ITTOKU(6145)
ソディック(6143)
など
田中貴金属工業
旭化成
JFEスチール
など
横河電機
レーザーテック
など
白鳳堂 など
また、ニッチトップを対象としたETFもあります。
それがこちらの
NEXT NOTES ニッチトップ 中小型日本株
です。
(https://nextnotes.com/lineup/detail/2050_GNT.html)
もとは
ファクトセット・グローバル・ニッチトップ・ジャパンエンタープライズ指数に連動しているので構成銘柄はこちらで参照することができます。
2023年8月31日のデータでは
日本製紙やタカラトミー、大同特殊鋼、フェローテック、兼松、関電工 などが掲載されています。
グローバルニッチ企業についてまとめました。
ニッチな分野でのシェアが高いことは強みでもある一方、必ずしも業績や株価には直結しないこともありますが銘柄選びの参考に。
ここまでお読みいただきありがとうございました。