アメリカの投資銀行および資産運用会社であるジェフリーズの2021年第2四半期の決算発表が行われました。
今回はこちらの内容をもとに金融セクタの見通しなどを考察していきたいと思います。
目次
ジェフリーズ(Jefferies Financial Group)は、ニューヨークを拠点とする投資銀行および資産運用会社です。
↓公式のリンクはこちらです↓
https://www.jefferies.com/
投資銀行業務や資産管理、投資事業を行っています。
日本の株式でもジェフリーズによる格付けを見ることがありますね。
5月31日に終了した3か月間のハイライトです。
ジェフリーズグループの純売上高は16億1700万ドルで
これは前年の第2四半期のを56%上回る結果でした。
税引前利益は4億2900万ドルで、これも前年同期から148%の増加でした。
投資銀行の純収入は10億3400万ドルで、前年同期から227%増加しました。
内訳として
が含まれています。
キャピタルマーケットの四半期合計純売上高は5億ドルで、これは前年同期から31.5%減少のでした。
エクイティの純売上高は2億4300万ドル、債券の純売上高は2億5700万ドルでした。
資産管理収益は5,600万ドルで、これも前年同期から202%増加しました。
第2四半期の純利益は3億5,300万ドル、希薄化後1株あたり1.30ドルでした。
英語で読みたい、という方に↓
https://s2.q4cdn.com/620781618/files/doc_news/2021/06/JFG-Press-Release-5.31.21.pdf
2021年の6か月間に、500万株を1億2800万ドル、1株あたり平均25.51ドルでの自社株買いを行いました。また、1株あたり0.25ドルに相当する四半期配当も発表しました。
好調な株式相場やSPACブームや社債発行なども追い風に、
株式や固定収入、資産管理といった事業は好調で、過去1年間の収益は成長していますね。
ただしこの大規模な金融緩和が終了した後もこのような成長を維持できるのかは注意してみていきたいところですね。
以上、ジェフリーズの決算まとめでした。
(投資推奨ではありません。株式投資は自己判断の上行うことをおすすめいたします)